記事一覧

武将の世間話・バレンタイン武将

 戦国乱世、二人の武将が恵方巻を食べながら平成のイベントについて話しています。「へいふぇいほひょには(平成の世には)『フゥアヘンハインヘー(バレンタインデー)』ふぁふふぉふぉふぁふぁふふぁひい(なるものがあるらしい)……」「……おぬし、しゃべるなら、その口に突っ込んだ巻き寿司を全部呑み込んでからにせい。……拙者? 拙者は口が大きいでござるからな、そのような巻き寿司、三口くらいで呑み込んでしてしもうたわ!...

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ダチョウの世間話・賀正ダチョウ

 サバンナで、二羽のダチョウが年が明けてうかれています。「明けたなぁ、2018年! こりゃあめでてぇ! あけましておめでとう! あけおめ! あけおめ! からの~、こーーとーーよーーろーーー!!」「……お前、いま、史上最高に馬鹿みたいだぞ?」(*明けたなぁ、2018年・・・あけましておめでとうございます。)(*こーーとーーよーーろーーー!・・・本年もよろしくお願い申し上げます。)...

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武将の世間話・MERRY武将

 戦国乱世、二人の武将が平成のあいさつについて話しています。「平成の世には、『MERRY CHRISTMAS(メリークリスマス)』なるあいさつがあるらしい……」「……目(め)にいい栗(くり)すまし……!? 最近かすみ目に悩んでいたら、栗のすまし汁がいいときいたので、さっそく試したと申すか。……え?『目にはいいかもしれないが、信じられないほどまずかった』?……それは難儀な話でござるなぁ……」(*目にいい栗すまし……医学的根拠の...

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ダチョウの世間話・摂津ダチョウ

 サバンナで、二羽のダチョウがアメリカの州について話しています。「なあ、アメリカに『マサチューセッツ州』ってあんじゃん? あれさ、『マサチュー摂津(せっつ)』って書くと、ぐっと和風な感じになるよな」「……『マサチュー』の始末は、どうするんだよ」(*マサチューセッツ州……アメリカ合衆国の州。北東部ニューイングランド六州のひとつでもある。)(*摂津……摂津の国。日本の令制国のひとつ。現在の大阪府北部及び兵庫...

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武将の世間話・FC2武将

 戦国乱世、二人の武将が平成のブログについて話しています。「平成の世には、『FC2(エフシーツー)ブログ』なるものがあるらしい……」「……烏帽子(えぼし)ツーブロック……!? 城内バレーボール大会を開催したら、必殺の烏帽子アタックを放たれたので二回ともブロックしたと申すか。……烏帽子アタックって何じゃ?……『ボールと見せかけて烏帽子を打ち込む時間差攻撃の一種』?……なんだかよくわからぬが、敵もさるものでござるな…...

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ダチョウの世間話・FC2ダチョウ

 サバンナで、二羽のダチョウが日本のブログについて話しています。「なんかさ、俺ら、『FC2ブログ』ってとこに引っ越すらしいぜ。……まあ、俺ら、基本的に身一つで生きてるから、ただただ移動するだけだけどな?」「……いいんだか、悪いんだか」 (*FC2ブログにお引越し……元楽天、と表現すると、何らかのアスリート感が出る様子。) (*基本的に身一つで生きている……野生という生き様。) (*ただただ移動する……マンネリとい...

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上海レクイエム・1

 *この物語はフィクションです。登場する人物名、地名、施設名等は現実のものとは一切関係ありません。 上海レクイエム プロローグ 撃ったのはショージだった。 取り引き交渉に使ったホテルの地下駐車場、突然物陰から飛び出した男はまっすぐにユンに向かっていった。他の者などいないかの如く、わき目もふらず。 男は手にナイフを握っていたが、ショージに撃たれた瞬間、それは手から滑り落ちた。カチン、と冷たい音を立て...

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上海レクイエム・2

 一章 鈍いナイフ・1 香港には、まだ手を出さない。ユンとシオウの意見は、それで一致していた。香港は、古くから中国裏社会で根を張る『チャン氏一族』のテリトリーである。ここ上海もかつては彼らの支配下にあったが、粘り強い戦いの末、いまはなんとか手中におさめている。彼らの古参の仲間である中国人のワンロンがリーダーを務める同盟グループ『マオジンシー』のテリトリーとして。 ユンとシオウは、徐々に、だが着実に...

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上海レクイエム・3

 一章 鈍いナイフ・2「……意味がよくわかりませんが」 ショージのセリフに対し、アヤセはそう眉をひそめた。「もともと二竜会は、リュウジが遊び仲間集めて作った、まあ、グループとも言われへんような集団やったらしい。それが、だんだん人数が膨れ上がり、リュウジの手腕で組織化していったんやな。けど、それにつれて、かつての遊び仲間たちがいっぱしのならず者になっていく……。リュウジは、そのことでえらい気を重くしとっ...

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上海レクイエム・4

 一章 鈍いナイフ・3「何か用ですか?」 イスに座るなり、シンはそう首をかしげた。それが、ひどく反抗的な態度であるように私には見え、「しらばくれるな」 と、つい取調室の刑事みたいなセリフを吐いて、シンの顔をにらんだ。シンは、平然と私の視線を受け止める。何故私が怒っているのかわからない、といわんばかりの平静さで。「……他のテストはちゃんと受けたのか?」 そうらしい、と知ってはいたが、一応そうきくと、「...

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Author:ふじきよ なお
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